保健の先生のお仕置き

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自分が小学校低学年の頃の話…
当時の保健の先生は一言で言うと美しかった。
セミロングの黒髪に黒縁の眼鏡、常に白衣をまとっていてとても美人だった。しかもとても優しく、男女分け隔てなく丁寧に接するので皆に慕われていたのだが、やんちゃな子には独特のお仕置きをする人だった。ヘッドマッサージャーは知っているだろうか?棒の先に放射状に広がる金属線が付いていて、上下に動かすことで頭皮を刺激し、独特のゾワゾワするような快感を与えるマッサージ器具だ。その先生のお仕置きの内容はおいたをした生徒を椅子に座らせ、暴れないように体を密着させ、そして面白がるようにヘッドマッサージャーで頭を撫でるというものだった。小学生の敏感な感覚には刺激が強いらしく、それをされるとどんなやんちゃな子でも刺激に悶えて、大人しくなった。
自分は小学生の頃からやんちゃとは対極の大人しい子だったため、一度もそのお仕置きを食らうことはなかった。…しかし、自分はそのお仕置きをされたかった。
美人で大人しい先生が見せるあの顔、きっと良いのだろうと感じていたのだ。そこで、放課後自分は保健室に行き、先生にお仕置きを頼んだ。先生は少しだけ困ったような顔をしたが、まあまあ乗り気でお仕置きを始めた。
椅子に座った自分。先生はしゃがみ、肩に左手を乗せる。緊張して少し下を見つめる自分。先生の顔が目の前にあるせいでもあった。先生は右手に持ったヘッドマッサージャーをゆっくりとつむじに押し当てて、それを一気に引き下げる。ゾワッ!とする快感が後頭部から背骨に流れる。脳の後ろの部分がとろけ、瞼が落ちる。先生は自分の反応を面白がるように少しだけマッサージャーを上にあげる。
自分はそれにつられるようにやや体を仰け反らせて、ピンと背筋が伸びる。「くすくす」 先生は淫靡な笑みを浮かべながら何度もマッサージャーが上下する。時折回転させて、まだ触れられていない敏感な頭皮も全て犯していく。自分は何度も襲いかかるゾワゾワとした快感に悶える。体をくねらせる。それを押さえつけるように先生はぼくの肩をより強く押さえつけて、体を密着させる。唾液が分泌される。頭の後ろの方がずっと感じている。何度も何度も上下は続く。早く終わって欲しい。でも永遠に続いて欲しい。胸が密着する。先生の顔。ぼくを見つめている。

「はい終わり!」

先生はヘッドマッサージャーを引き抜くとそれを棚にしまい、いつものように上品な笑顔をぼくに向ける。ぼくは足が少し震えて、歩き方がすこしぎこちなくなっていたが、強がって何ともないように先生にお礼を言って保健室を去り、家に帰った。

それから数年後その先生は他の小学校に言ってしまった。だが自分はそのときのなんとも言えないゾクゾクした快感、先生のあの目、顔、細い指が肩を押さえつけるあの感触まで今でも忘れたことはない。

この思い出はさっきお店でヘッドマッサージャーを見かけて思い出した。そして先生が使っていたのと同じ金属製のものを買って使ってみたのだが、あの時のあの快感は感じられずガッカリした。