kiwamono's diary

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無から火を起こせない

Twitterの規制も解除されて元の勢いも戻ってきたが、調子がまだ戻らない。なんとなく頭の回転が遅くなった感じがする。一方で心の方は不安定で、身体の内側にはなにかどうしようもないもどかしいイライラのようなものが溜まっている。夜もうまく寝付けず理性が乱れキチガイゲージが上昇する。(キチガイゲージがフルに溜まると必殺技を繰り出せる。代表技:アキハバラ・ナイフアタック)身体を動かして何も考えないようにすると気が紛れるので、今日は講義が全て終わってから散歩に出かけた。人のいない自然に包まれるとなんとなく気が楽になる。

 

ふと唐突に「無から火起こし出来ないと人間としてゴミじゃね…?」という思いが頭に浮かんだ。ライターで火を起こした事はあるが着火するもの無しで火を起こした事は無い。出来るか不安だが古代の人間は誰もが出来たことだ。今でもアフリカや東南アジアなんかの田舎の方では技術は残ってるだろう。人類を発達させた火という道具。無からの火起こしも出来ない欠陥人間に学問や芸術など出来るはずがない。勢いは早く、とりあえず乾いた枝を拾い集めた。その後適当な穴掘って枯れ草を敷いた。後はここに火の粉を落とせば火種が作れる。で、どうやって火の粉を?すぐに頭に浮かんだのはきりもみ式の火起こしだ。木の発火温度は確か500度くらいで、それを単純な木と木の摩擦熱で起こすのだからかなり大変な作業!きりもみの形だとかなり手に負担がかかるはず。というかそもそも力をかけるのがかなり難しい。平らで安定した木もないし不可能だと思った。かなりキツイ!

 

そこでユミギリ式が思い浮かぶ。弓のようにしなる枝に紐を結び、その紐を枝にグルグル巻き付けることで弓をピストンする動きを円運動に変換できる効率的な火起こし方法である。で、どうやって紐を?手元に紐はない。スリッポンタイプの靴だから靴紐もない。なにか繊維質な植物なんかを編めば紐が作れる!だがそんな植物はない。紐ひとつ無いだけでこんなに不便するなんて!非常時のため常にバッグに詰め込んでもいいくらいだと思った。

 

水をレンズにして太陽光を集めて着火する方法があるようだ。今日は曇りだ。「電池で着火できる!特選10の着火法」電池なんかない。「メタルマッチの使い方!」メタルマッチなんか持ってない。「簡単!火起こし    火起こしをする際は火起こしセットを買ってください!」わざわざ原始的な火起こしをするためにセットを買う必要あるのか?あるのは手元にカッターだけ。せめてナイフだったら石と当てて火花が出せただろうか?本当に無から火起こしは困難なようだ。しかし結局は木に木をすり付ければいいのだ、凄い勢いで。試しに手元の木を穴に置いて足で固定し、両手で木を擦り付けてみる。15秒ほどゴシゴシ擦り付けた後触ってみるとほんのり暖かい。この動作を効率的に行えれば熱は溜まり火が起こせる。そこで木の棒を穴の上に置き、隙間にしなる柔らかい枝を通して両手で両端を持つ。木を押し付けるよりは引く方が楽だし両手で持てば効率がいいからだ。しっかりと木の棒を足で固定し、思いっきり柔らかい枝を擦り付ける。これは比較的楽になった…しかしやはり力を込めているのでしんどく、着火するまで擦り付け続けるのは無理だった。両端を持っているので柔らかい枝も折れてしまう。せいぜいが80度くらいにしかならない。石油で出来た化学繊維の服なら引火するかもしれないが自然の中に80度で引火する物体はない。つまり着火は失敗。木の根なら紐のように引っ張れるのではないか?と思ったがちぎれやすくて使えなかった。

 

死。人間として失格。火すら起こせないとは原始時代だったら障害者だったろう。まあ現代でも障害者一歩手前みたいな人間なんだけど…とにかく今まで自分が身につけてるキャンプ知識なんてのは一切役に立たないことがわかった。やはり自然の中で知識を使い身体で覚え知恵として飲み込まなければいけないと思った。書を捨て山に篭るべし…

 

というわけで俺はライターを携帯しようと思う。文明最高!w